認知症実践者リーダー研修は難しい?介護課長が研修内容と得られる3つのスキルを徹底解説

ドイツ語の認知症

 ※この記事にはプロモーションが含まれます。

 「実践者研修は終わったけど、リーダー研修はもっと難しいんだろうか…」

 「受講して、本当に現場で役立つスキルが身につくの?」

 認知症実践者研修を終え、次のステップを考え始めたあなたが、そうした期待と不安を抱くのは当然のことです。

 私自身も、この認知症実践者リーダー研修を修了した一人として、その道のりの大変さと、乗り越えた先にある大きな価値を身をもって体験してきました。

 この記事では、研修のリアルな内容から、私が「難しい」と感じた山場をどう乗り越えたか、そして、受講して得られた計り知れないスキルまで、私のすべての経験を元に徹底解説します。

目次

実践者研修との違いは?リーダ研修の目的と受講資格

べbん今日机

 まず、この研修が「実践者研修」と何が違うのかを明確にしておきましょう。

 一言で言えば、求められる役割が「プレイヤー」から「監督兼コーチ」へと変わります。

「指導者・調整役」を育成する、より高度な研修目的

 実践者研修が、質の高い認知症ケアを「自ら実践できる」ことを目的とするのに対し、リーダー研修は、その質の高いケアを「チーム全体で実践できるように指導・推進する」ための知識と技術を学ぶ場です。

 施設内のケアの質の向上はもちろん、他の機関や地域と連携する「調整役」としての役割も期待される、より高度でマネジメント色の濃い研修となります。

step up

「自ら実践」⇨「チーム全体で実践できるように指導・推進する」

受講の前提条件:実務経験と明確な目的意識

 この研修は誰でも受けられるわけではありません。

 一般的に、受講資格として下記の2つが求められます。

  • 認知症介護実践者研修を修了し、1年以上経過していること
  • 認知症介護の実務経験が5年以上あること

 単に知識を学ぶだけでなく、自施設に戻ってリーダーシップを発揮するという明確な目的意識を持った人が対象だからです。

【体験談】私が乗り越えた研修の山場と学習のコツ

難しい勉強

 研修内容が高度なだけに、正直に言って、楽な道のりではありませんでした。

 私にとって、研修期間中で最大の「山場」と感じたことと、それを乗り越えた学習のコツをお話しします。

最大の壁は「自施設の実習計画」の策定

 研修で最も頭を悩ませたのが、「自施設における実習計画」の策定という課題でした。

 これは、自分の働く施設の認知症ケアにおける課題を客観的に分析し、その改善に向けた具体的な計画を立て、実行し、評価するという壮大なプロジェクトです。

 毎日働いている職場だからこそ、問題点に気付きにくかったり、改善策を考える上で人間関係が頭をよぎったりと、論文を一つ書き上げるような大変さがありました。

乗り越えるコツは「他施設の仲間」との壁打ち

 この壁を乗り越えられたのは、研修で出会った「他施設の仲間」の存在があったからです。

 グループワークの時間に、自分の立てた計画を率直に発表し、「うちの施設ならこうする」「その計画だと、この職種の反発があるかも」といった多角的なフィードバックをもらいました。

 この、利害関係のない仲間との真剣な「壁打ち」の時間こそが、自分の考えを整理し、計画を磨き上げる上で何よりも役立った学習のコツです。

認知症実践者リーダー研修を受講することで、得られたスキルを3つ紹介

スキルアップ

 この厳しい研修を経て、私が得た大きなスキル3つ紹介します。

 どれも認知症ケアには欠かせないスキルとなっています。

スキル①:アセスメント能力が格段に向上する

 以前は「何故、あの人は急に大きな声を出すんだろう」と表面的な行動に戸惑う場面が多かったです。

 研修後は「時間帯は?」「その前に誰と話していた?」「何か嫌な音がしていなかったか?」と、あらゆる情報を結びつけ、「もしかしたら、○○という理由で不安を感じているのではないか」という仮説を立て、それを検証する、という思考プロセスが自然にできるようになりました。

 この「何故?」を繰り返す思考の筋トレが、ケアの質を根底から変えてくれたのです。

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認知症ケアの基礎となる、アセスメント能力の向上が見込める

スキル②:感覚を「言語化」し、チームを動かす指導力

 自分が良いケアをできることと、それを他者に教えられることは全く別のスキルです。

 この研修を通して、自分が無意識に行っていたケアの「根拠」や「コツ」を、誰もが理解できる言葉で説明する「言語化」の能力が鍛えられました。

 感覚的な指導ではなく、明確な言葉でチームを導く力が、ユニット全体のスキルアップに繋がりました。

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「根拠のあるケア」を実践できるようになるだけでなく、チームへと伝達できる「言語化能力」も向上

スキル③:「施設の中」から「地域の中」へ広がる視点

 優れたケアは、施設の中だけでは完結しません。

 この研修では、地域の医療機関、行政、そして地域包括支援センターなどと、いかに連携して一人の利用者様を支えていくか、という「地域連携」の視点を学びます。

 自分の施設という「点」ではなく、地域全体という「面」でケアを捉えることで、より豊かな支援が可能になることを実感しました。

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施設内だけでなく、社会全体に目を向けられるようになり、包括的なケアを行えるようになる

研修で得たスキルを、あなたの「市場価値」に変える方法

学び 学習

 さて、これほどまでに価値のあるスキルを、あなた自身のキャリアにどう活かしていくか。

 最後に、管理職として最も重要な点をお伝えします。

指導力を磨くためのおすすめ書籍

 研修で得た指導力をさらに磨くために、私が参考にしたのが「1 分で話せ」のような、考えを簡潔に、わかりやすく相手に伝えるためのビジネス書でした。

 介護の専門書だけでなく、こうした異分野の知識が、チームへの指導に驚くほどの深みを与えてくれます。

資格を活かして、次のキャリアへ

 そして最も重要なのは、この高度な専門資格をあなたのキャリアに最大限活かすことです。

 認知症実践者リーダーの資格は、転職市場において、あなたの市場価値を飛躍的に高める武器になります。

 もし、今の職場で専門性を活かしきれていない、あるいはリーダーとしての役職や待遇が得られないと感じるなら、あなたのその高度なスキルを本当に必要としている施設は、他にたくさんあります。

 まずはマイナビ介護職のような専門のエージェントに登録し、どのようなキャリアの可能性があるのか、一度相談して見ることを強くおすすめします。

まとめ:認知症実践者リーダー研修は、ケアの質と自身のキャリアを変える挑戦

両手を広げる男

 認知症実践者リーダー研修は、決して簡単な研修ではありません。

 しかし、その困難な道のりの先には、ケアの質を根底から変える深い知識と、チームを導き、地域と連携する本物のリーダーシップ、そして何より、あなた自身のキャリアを大きく飛躍させる確かな自信が待っています。

 この記事が、あなたの「挑戦したい」という気持ちを、力強く後押しできたなら幸いです。

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