無資格・未経験から介護職になるには?介護課長が教える最初の資格と働き方の教科書

教科書を読んでいる介護士

 ※この記事にはプロモーションが含まれます。

 「人の役に立つ仕事がしたい」

 「介護の仕事に興味があるけど、資格や経験もない私にできるだろうか…」

 新しいキャリアへの挑戦を前に、大きな期待と、それと同じくらいの不安を感じているのではないでしょうか。

 結論からお伝えします。

 無資格・未経験であることは、介護職を始める上で、全くハンデになりません。

 大切なのは、正しい知識と、一歩を踏み出す勇気だけです。

 この記事では、そんなあなたのための「教科書」として、無資格・未経験から介護職として輝くための、具体的なロードマップを私の全ての経験を元に解説します。

目次

まずは「介護職員初任者研修」から始めるのが王道

パスポートを持っている介護士

 介護職としてのキャリアを真剣に考えるなら、まず取得を目指すべき資格が、「介護職員初任者研修」です。

介護の「パスポート」となる最初の資格

 介護職員初任者研修は、その名の通り、介護の仕事を行う上で基本となる知識と技術を学ぶ、いわば介護業界の「パスポート」のような資格です。

 事業所によっては、この資格の有る無しによって、利用者様の身体に触れる「身体介護」を制限しているところもあるため、仕事の幅が大きく広がります。

 何より、基礎を学んだという事実が、あなたに自信を与えてくれるはずです。

働きながらでも取得可能‼︎スクール選びのポイント

 初任者研修は、合計130時間のカリキュラムを修了することで取得できます。

 全国の資格スクールで開講されており、働きながらでも通えるように、土日コースや夜間コース、通信と通学を組み合わせたコースなど、様々なプランが用意されています。

 いざ始めようと思っても、どのスクールを選べばいいか迷いますよね。

 費用やスケジュールは様々です。

 私が後輩に必ずすすめているのが「シカトル」のような無料の一括資料請求サイトを活用する方法です。

 お住まいの地域で、働きながらでも無理なく通えるスクールを簡単に比較検討できるので、後悔しないための第一歩として最適です。

資格なしでも働ける?メリットとデメリット

 実は、資格がなくても介護職として働くことは可能です。

 そのメリットと、知っておくべきデメリットを解説します。

資格なしで働くことのメリット:まずは現場を知れる

 無資格で働く場合「介護助手」「看護助手」として、利用者様の身体に直接触れない範囲の業務(生活援助)を担うのが一般的です。

 食事の配膳や清掃、シーツ交換、レクリエーションなどの補助などが主な仕事になります。

 まずは資格なしで働き始め「自分にこの仕事が向いているか」を確かめてから、資格取得を目指すというのも、一つの賢明な選択です。

知っておくべきデメリット:業務範囲と給与の壁

 無資格の場合、先述の通り事業所によっては「身体介護」が一人で行えず、仕事の範囲が限定されます。

 それに伴い、資格を持っているスタッフに比べて給与も低く設定されているのが現実です。

 ただし、多くの施設では、働きながら資格取得を目指すスタッフを支援する「資格取得支援制度」を設けています。

 入社後にこの制度を活用し、費用面のサポートを受けながら初任者研修を修了する、という道も考えておくと良いでしょう。

【職場選び】未経験者におすすめの施設は?

施設選びをしている介護士

 介護施設には様々な種類があり、それぞれ働き方が異なります。

 未経験者が最初のキャリアを築く上でおすすめの施設をいくつか紹介します。

日中の関わりが中止「デイサービス・デイケア」

 デイサービスは、利用者様が日中に通ってくる施設のため、基本的に夜勤がありません。

 レクリエーションや入浴介助が主な業務となり、比較的お元気な方が多いのも特徴です。

 規則正しい生活リズムで働きたい方や、まずは利用者様とのコミュニケーションから始めたいという方に、最適な職場と言えるでしょう。

幅広い経験が積める「特別養護老人ホーム(特養)

 24時間365日、利用者様の生活全般を支えるのが特養です。

 夜勤もあり、要介護度の高い方も多く、幅広い介護技術と知識が求められます。

 大変な面もありますが、それだけ多くの経験を短時間で積むことができるため、本気で介護のプロを目指したいという意欲のある方には、成長できる環境です。

 ちなみに、私が15年間勤務したのも、この特養(小規模特養)でした。

未経験者が面接でアピールすべき3つのこと

3つのことをアピールしている介護士

 最後に、介護課長として、私が未経験者の面接で何を見ていたか、合格を勝ち取るためのアピールポイントをお伝えします。

アピールポイント①:何故「介護」なのかという熱意

 スキルや経験がない分、私たちが最も知りたいのは「何故、あなたは介護の仕事したいのか」という、あなたの想いや熱意です。

 これまでの人生経験と結びつけ「人の役に立ちたい」「祖母の介護の経験から」など、あなた自身の言葉で、正直な気持ちを伝えてください。

アピールポイント②:コミュニケーション能力

 介護の仕事は、チームプレーであり、利用者様や家族様との対話が基本です。

 前職が接客業や営業職など、人と関わる仕事だった経験は、大きなアピールポイントになります。

 そうでない場合も「人の話を聴くのが好き」「チームで何かを成し遂げることに喜びを感じる」といった点を伝えましょう。

アピールポイント③:学ぶ意欲と素直さ

 未経験者にとって、最も大切な資質は「学ぶ意欲」「素直さ」です。

 面接の場で「入社後は、一日も早く介護職員初任者研修を取得したいと考えています」といった具体的な意欲を示すことは、非常に効果的です。

あなたの「挑戦したい」をサポートしてくれる職場を見つけよう

新しいことに挑戦する介護士

 ここまで、無資格・未経験から介護職になるための具体的なステップをお話ししてきました。

 しかし、最も大切なのは、あなたの「初めて」を温かく受け入れ、一人前の専門職として、責任を持って育ててくれる職場とであることです。

 新人教育に力を入れているか、資格取得支援制度は整っているか。

 こうした情報は、求人票だけではなかなか分かりません。

 そこでおすすめしたのが、未経験者のサポートに強い介護専門の転職エージェントを活用することです。

 マイナビ介護職のような大手なら、未経験者歓迎の求人を数多く持っているだけでなく、施設の教育体制といった内部情報にも詳しいため、あなたが安心してキャリアをスタートできる職場を提案してくれます。

まとめ:無資格・未経験は、無限の可能性を秘めたスタートライン

スタートラインに立っている介護士

 無資格・未経験であることは、決して弱みではありません。

 それは、これからどんな色にも染まれる、無限の可能性を秘めた「スタートライン」に立っているということです。

 必要なのは、ほんの少しの知識と、一歩を踏み出す勇気だけ。

 この記事が、あなたの素晴らしい介護キャリアの始まりを、力強く後押しできたなら、これほど嬉しいことはありません。

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