介護職の人間関係に疲れたあなたへ。派閥や悪口から自分を守る3つの方法|介護課長が解説

心が疲れた介護士

 ※この記事にはプロモーションが含まれます。

 「あの先輩がいると思うだけで、仕事に行くのが憂鬱…」

 「休憩室での悪口大会に、もううんざり…」

 「利用者さんのケアに集中したいのに、職員同士のギスギスした空気に疲れてしまう…」

 介護職として働く上で、多くの人が最も深刻な悩みとして挙げるのが、職場の「人間関係」です。

 15年間介護現場で働き、管理職として数々の人間関係の悩みを見てきた経験から断言します。

 あなたが今感じている辛さは、決してあなた一人のせいではありません。

 そして、その不毛な争いから、あなた自身を守るための効果的な「スキル」が存在します。

 この記事では、相手を変えようとするのではなく、あなた自身の心を守り、ストレスをやり過ごすための具体的な3つの方法を、私の経験からお話しします。

目次

何故介護現場は人間関係が複雑になりやすいのか

価値観がぶつかり合う介護士

 まず、何故介護現場では、他の職種にも増して人間関係が複雑になりやすいのか。

 その構造的な問題を理解することで、少しだけ客観的に状況を捉えることができます。

感情労働とストレスフルな環境

 私たちの仕事は、利用者様の様々な感情を受け止め、寄り添う「感情労働」です。

 命を預かるという緊張感も相まって、常に高いストレスに晒されてしまいます。

 心の余裕がなくなると、普段なら気にならない些細なことで、同僚に対して攻撃的になってしまうことがあるのです。

閉鎖的な空間と、価値観のぶつかり合い

 介護現場は、同じメンバーで、一日中閉鎖的な空間で過ごすことがほとんどです。

 そのため、一度生まれた対立が解消されにくく、根深い派閥に発展しやすくなります。

 また「より良いケアをしたい」という想いが強い専門職の集まりだからこそ「自分のやり方が一番正しい」という価値観のぶつかり合いが、深刻な対立を生むことも少なくありません。

方法①:徹底して「中立」の立場を貫く【守りのスキル】

中立に立つ介護士

 派閥や悪口が渦巻く環境で自分を守るための、最も基本的で、最も重要なスキルが、この「中立」を貫くことです。

悪口や噂話には「同調」も「否定」もしない

 誰かの悪口が始まった時「そうですよね‼︎」と同調するのは論外ですが、「そんなことないですよ」と否定するのも、火に油を注ぐだけです。

 ここでは、ただひたすら聞き役に徹し「そうなんですね」「大変ですね」と、肯定も否定もしない相槌を打ちましょう。

 そして、タイミングを見計らって「すみません、記録の続きがあるので…」と、そっとその場を離れるのです。

方法②:自分の「専門性」を磨くことに集中する【攻めのスキル】

専門性を磨く介護士

 人間関係という不確かなものではなく、誰にも文句を言わせない「仕事の結果」で、自分の居場所を確立する。

 これは、非常に効果的な「攻めのスキル」です。

「あの人に聞けば大丈夫」という存在になる

 「認知症ケアのことなら、〇〇さん」「記録の書き方で迷ったら、〇〇さん」何か一つで良いので、あなたがチームの中で「一番詳しい」と頼られる専門性を磨きましょう。

 「あの人に聞けば大丈夫」という存在になれば、周囲はあなたを派閥争いに巻き込むのではなく、一人の専門家として、敬意を持って接するようになります。

専門性を高めるための具体的なアクション

 専門性を高める最も確実な方法は、客観的な証明となる「資格」を取得することです。

 介護福祉士はもちろん、喀痰吸引等研修や認知症関連の研修など、あなたの武器を増やすことで、自信がつき、周りの見る目も変わります。

 まずは「シカトル」のようなサイトで、どのような資格があるか調べてみるのも良いでしょう。

方法③:「職場は職場」と割り切り、プライベートを充実させる【心のスキル】

プライベートを充実させる

 職場の人間関係が、あなたの人生の全てではありません。

職場以外の「自分の居場所」を持つ

 趣味のサークル、学生時代の友人、家族。

 職場以外に、あなたが心から安心できる「自分の居場所」を持つことは、精神衛生上、非常に重要です。

 職場での嫌な出来事も、「まあ、仕事だけのことだ」と割り切り、リセットする時間と場所を、意識的に確保してください。

仕事の悩みを引きずらないための思考法

 人間関係の悩みを家に持ち帰ってしまうあなたへ。

 その思考の癖は、トレーニングで変えることができます。

 私が管理職として、悩んでいる後輩に必ず勧めていたのが、アドラー心理学の教えを分かりやすく解説した『嫌われる勇気』です。

 「これは相手の課題であって、私の課題ではない」と切り離して考える「課題の分離」というスキルは、あなたの心を驚くほど軽くしてくれます。

それでも無理なら「環境を変える」という最終手段

退職届を提出する

 しかし、忘れないでください。

 あなたがどれだけスキルを駆使しても、職場全体の文化や風土が悪ければ、個人の努力には限界があります。

 職員の悪口や派閥争いを容認する職場で、、あなたが心身をすり減らしながら働き続ける義務は、どこにもありません。

 介護への情熱を、不毛な人間関係で燃え尽きさせてはいけません。

 限界を感じたら、介護専門の転職エージェントに相談してください。

 下記に、転職エージェント、潜入捜査できる介護バイトアプリについてまとめた記事を載せています。

 彼らは、単に求人を紹介するだけでなく、職場のリアルな雰囲気や人間関係といった、求人票には決して載らない内部情報を持っています。

 あなたが安心して、利用者様のケアに集中できる、健全な職場は必ず見つかります。

まとめ:あなたのエネルギーを、利用者様の笑顔のため使おう

利用者と楽しく過ごす

 職場の人間関係に悩むあなたの時間は、あまりにも、もったいない。

 あなたが本来使うべきエネルギーは、不毛な派閥争いのためではなく、目の前の利用者様の笑顔のためにあるはずです。

 使えるスキルは全て使い、それでもダメなら、環境を変える勇気を持つ。

 この記事が、あなたが自分自身を大切にし、介護職としての誇りを取り戻すための一助となることを、心から願っています。

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